フラダンサー目線で見るハワイ旅行

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ハワイに行ったら

ハワイに行ったことがある方は、どの島に行きましたか?町の様子や海や山はどんな印象を持たれましたか?もちろん人それぞれ印象も色々だと思います。

でもフラを習い始めてからのハワイ旅行だったら本場のフラショーを見るのもとても勉強になります。しかし、せっかくハワイに来たのなら少し意識を変えてフラダンスに必要なもの…、日本ではなかなか見ることができないものをしっかり見て目に焼き付けて自分だけのお土産にしたいものです。
たとえ今習っている曲には関係ないものでも、いずれ習うかも知れない曲はたくさんあります。その中の一つでも本物を見ておくのはとても大切なことです。

ここではフラダンサー目線でのハワイ旅行をご紹介します。

ふとしたところにフラダンスに必要なものが

ハワイに行ったらのんびりビーチでくつろいでいても、お買い物で町歩きをしていても、ふとしたところにフラダンスに必要な知識を目にすることがあります。

例えばワイキキビーチ近くの植え込みには日本では見られない珍しい花「ナウパカ」があったり、ビショップ博物館の中庭には大きな「ハラ(タコノキ)」があったり、ワイキキは晴れていても反対側のコオラウ山脈にはいつも雲がかかっている様子など、フラを踊る曲に出てくる材料がいっぱいです。

ナウパカ

ホテルはちょっとした博物館

ワイキキに立ち並ぶたくさんのホテルの中には歴史と関係が深いホテルがいくつか存在します。

20世紀初頭には現在のモアナサーフライダーホテルやピンクの宮殿で有名なロイヤルハワイアンホテルなどが建設され、建物の中に入るだけで当時のアメリカ本土からのセレブたちで賑わったであろう華やかさが感じられる。これらのホテルの廊下の壁や展示室などには開業当時の古い写真が飾られていることが多く古き良き時代のワイキキの様子を垣間見ることができる。

ホテル モアナサーフライダー

プリンセスカイウラニ王女の住まいの跡地に建てられたプリンセスカイウラニホテルにも、王女カイウラニの写真や肖像画をはじめ、フロントには王女在世当時の沢山の写真が一面に貼られている。

プリンセスカイウラニホテルの中に掲げられているカイウラニ王女の写真

これらは宿泊客でなくても見られる場所にあるので、ぜひ由緒あるホテルは探検しよう。

クムのお言葉-日本のフラダンサーへ

あるクムのレッスンの時にいただいたクムのお言葉をご紹介します。

「ハワイに来たら海に入ってほしい。そして海の中はどんなだったか。もしサーフィンが出来るのであればぜひハワイの波でサーフィンをしてほしい。目に映る景色を焼き付けてほしい。」

これは、日本人の私達にフラを踊る前に“ハワイ”がどんなところなのか知って欲しいというお気持ちなのだそう。私達日本人はほんの少しのことでもいいからハワイのことを自分の目や肌で感じてそれをフラに生かしたいと思います。

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